清泉女学院 文芸部 OG 同窓会

   顧問 内山(林) 眞知子 先生
顧問 内山(林) 眞知子 先生

33期から56期までの文芸部部員が、長く顧問をして下さった内山眞知子先生のもと、10年前から1年に一度、学年を超えて同窓会を開いております。

内山先生が顧問をされていた頃の文芸部部員は、国内外の文学作品や作家研究、小説執筆にとどまらず、文学散歩や旅行を企画し、清泉祭では力を合わせて展示や劇を作り上げるなど勢力的に活動していました。卒業後年月を経ても、変わらずパワフルな個性派ぞろいです。

毎年の同窓会では、読書紹介、多方面で活躍する文芸部OGたちの講演、文学散歩などを通して、世代の差を超えて交流をはかってまいりました。

会場にはいつも部誌『彩雲』のバックナンバーが用意され、皆で読みながら思い出を語り合ったり、先輩後輩の作品に初めて触れ、新鮮な感動を味わうこともありました。その中で、「文芸部OGの今の作品を読んでみたい」という思いが芽生え、5年前『彩雲』のOG版作成の企画がスタートしました。そして2018年春、10周年同窓会にて記念誌『彩雲~もう一つのたびだち』として刊行することができました。

OG版『彩雲』
OG版『彩雲』

記念誌には、詩、小説、戯曲、エッセイ等様々なジャンルの作品が掲載されています。多くのOGにとって、卒業後はじめての創作になりましたが、皆限られた時間の中で、精一杯自分の持てるものを表現できたと思っております。

会当日には、内山先生が出席者一人一人に記念誌をお手渡しになりました。さらに現在、フランス音楽の訳詩家、および歌手としてご活躍中の先生より、ご自身で訳詩された歌のプレゼントがありました。新たな旅立ちを祝福する歌詞に感動し、最後は皆で大合唱。お隣の部屋にいた方たちから拍手をいただくほど盛り上がりました。

 記念誌の刊行まで、文芸部にとどまらず多くの清泉女学院の同窓生の皆様、在学中お世話になった先生方のお力添えをいただきましたこと、ここに改めて感謝申しあげます。同窓会が10年間歩んできた証として、 形あるものを作り上げることができましたが、 これからもフレキシブルに、 文芸部らしい同窓会を続けてまいりたいと思っております。


文芸部同窓会記念誌『彩雲~もう一つのたびだち~』 ご興味をお持ちの方に実費(1部1,000円) でお譲りしております。

お問い合わせは、下記までよろしくお願いいたします。

37期三浦(旧姓  磯部)いづみ  izumiumiu@yahoo.co.jp


                             2018年5月27日 学士会館にて
                             2018年5月27日 学士会館にて